※AIで執筆しています
虹をさがすくまのココ
しろくてふわふわのくまのココは、雲のおうちから朝の空をながめていました。
ところが、ココの大好きな虹のすべりだいが、ある日消えてしまったのです。
「ぼくの虹はどこ?」
ココはいちごリュックをしょって、森へと歩きだしました。
最初に出会ったのは、みどりのカエルさん。
「虹を見なかった?」と聞くと、カエルさんは池を指さして言いました。
「ぼくの池に映る七色のキラキラならあるよ!」
ココがのぞくと、水面には小さな光のかけら。
ココはそっと手のひらで受けとり、「ありがとう!」
つぎに出会ったのは、きつねのキキ。
キキのしっぽには黄色のほわほわがゆれていました。
「それ、虹のかけら?」
「そうよ。風の日に空から落ちてきたの」
キキはしっぽのかけらをココの手にのせ、「大事にしてね」
森の奥でココはちょうちょのルルに会いました。
ルルの羽には赤と緑の模様が光っています。
ルルは羽をそっとふるわせ、色の粉をココに分けてくれました。
「みんなの色をあつめれば、虹はまた笑うわ」
ココのリュックは七色でいっぱい!
家へ帰ると、空にほっこり大きな虹がかかりました。
「みんなのおかげで虹が戻ったよ!」
ココは森の友だちにお礼を言いに走ります。
やさしい気持ちが集まると、空にも笑顔がひろがるんだね。
おしまい